人が死なない防災

「伝わらなければゼロである」これから起きる災害は南海トラフ巨大地震と首都直下地震だけではありません!次に災害が起きた時、一人でも多くの命を救えるように情報を発信していきます!

人が死なない防災

誤解してる人が多い「津波てんでんこ」に隠された本当の意味

東北地方では東日本大震災や明治三陸地震津波昭和三陸地震チリ地震津波など、過去に何度も津波による甚大な被害があり、多くの犠牲者を出して来ました。

 

そんな東北地方には津波による犠牲者を1人でも減らそうと、様々な取り組みが行われて来ました。その中に「津波てんでんこ」という言い伝えがあります。

 

今回はこの「津波てんでんこ」をわかりやすく解説します。

津波てんでんこ

津波てんでんことは? 

地震が起きてから津波が来るまではわずかな時間しかありません。この時間を最大限活用して必ず命を守るために、教えをまとめたものが「津波てんでんこ」です。「てんでんこ」とは方言で、「各自で」という意味です。

津波てんでんこの4つの意味

人のことに構うな!

津波てんでんこ」と聞いてほとんどの人が思い浮かべるのがこれだと思います。過去の津波の際、家族や知り合いを助けようとして、犠牲になるということが後を絶ちませんでした。中には一旦避難をしたにも関わらず、家族を助けに行き、ともに犠牲になるということもありました。例え家族であっても構わずにげろ!という意味です。

周りの避難を促す

先ほどの「人のことに構うな!」という教えを実践し、あなたが一番最初に一目散に逃げ出すことで、それを見た周りの人も「逃げたほうがいい」と考え避難を始める効果があるとされています。

信頼関係

3つ目は「信頼関係」です。津波てんでんこの最大の意味はこれですが、最近は1つ目の「人のことに構うな!」が一人歩きし、利己主義だという批判もあります。しかし「津波てんでんこ」の本当の意味は、

いざという時に、何の連絡もなくても必ず避難していると確信できるくらいの信頼関係を日頃から築いておけ

というものです。

責任感の低減

できることなら、このような事態にならないことが一番ですが、過去の津波ではどうしても犠牲者が出てしまいました。そこで、「津波てんでんこ」について事前に話し合っていれば罪悪感を多少は軽減できるのではないかという考え方です。

まとめ

いかがだったでしょうか。「津波てんでんこ」を初めて知ったという人、「津波てんでんこ」の本当の意味は改めて知ったという人、いろんな人がいると思います。近年では薄情、利己主義的、家族を見捨てて逃げるなんて無神経だ、といった批判が増えていますが、「津波てんでんこ」には「いざという時に、何の連絡もなくても必ず避難していると確信できるくらいの信頼関係を日頃から築いておけ」という意味があることを覚えておいてください。

 

津波てんでんこ」を正確に理解して実行すれば、あなたもあなたの家族や友達の命も助かるはずです!