人が死なない防災

「伝わらなければゼロである」これから起きる災害は南海トラフ巨大地震と首都直下地震だけではありません!次に災害が起きた時、一人でも多くの命を救えるように情報を発信していきます!

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大津波警報・津波警報・津波注意報の基準ととるべき行動

大津波警報

津波警報

津波注意報

一度くらいは聞いたことがあると思います。しかし、この情報にはどんな意味があるのか、津波警報や津波注意報が出たらどう行動すればいいのか?まで正しく理解している人は少ないのではないでしょうか?

 

いざというときに命を落とさないように、「大津波警報」「津波警報」「津波注意報」の意味を正しく理解しておきましょう。

津波警報

津波とは

そもそも津波とは何でしょうか?よく、サーフィンで見るような波や、台風の時の大荒れの海のイメージした人もいるのではないでしょうか?

 

しかし、津波はこのような普通の波とは全く違います!

 

津波は海底にある活断層やプレートの境界で地震が起きたり、海底火山が噴火したり、海底で地すべりが起きたときに、その周辺の水が、海底の動きに合わせて盛り上がったり、沈み込んだりして巨大な波を生み出します。

 

また、普通の波は水面だけが動き、波長も短いですが、津波は海底までの大量の水が一気に動き、波長は数kmから長いと100㎞を超えることもあります。この大量の水が、海岸付近でも時速40km近いスピードを保って襲ってくるのです。

津波注意報

まずは津波注意報です。津波注意報は20cm以上1m以下の津波が予想されるときに発表されます。以前は最大50cmの津波が予想されるときに発表されていましたが、今は1mに改められています。

 

津波注意報レベルの津波が内陸にまで押し寄せ、大きな被害が出ることは考えにくいですが、港では漁船が転覆したり、一部が浸水したりします。ここで覚えておいてほしいのが「漁船が転覆する」くらいの強い水の流れがあるということです。普段「1mの波」と聞いてもそれほど危険を感じる人はいないと思いますが、「1mの津波」は人や物を簡単に押し流す力があります。例え30㎝程度でも人は立っていることが困難です。

 

「津波注意報だから大丈夫」とは思わずに、海の中や海岸付近、川にいる場合は直ちに避難をしてください。

津波警報

津波警報は1m以上3m以下の津波が予想されるときに発表されます。以前は2mまででしたが、津波注意報と同様に3mに変更されました。ただし、M8を超える巨大地震が発生した場合は正しい数値がすぐに計算できないため「高い」と表現されます。

 

津波警報レベルの津波では、標高が低い土地では浸水が発生し、人や車なども流されます。3mと聞いもピンと来ない人は今3mをイメージしてみてください。どれくらい危険かわかるはずです。津波は斜面を駆け上がり、内陸深くまで押し寄せることがあります。津波警報が出たら、海から離れている地域に住んでいる人も必ず避難をしてください。

大津波警報

大津波警報は3を超える津波が予想されるときに発表されます。発表される数値は「5m」「10m」「10m超」の3つです。また津波警報と同様に、M8を超える巨大地震の際には過小評価を避けるため「巨大」と表現し、避難を促します。10m超もしくは巨大な津波が予想されるときは「東日本大震災クラスの津波が来ます」と表現され、さらに強く避難を呼びかけます。

 

大津波警報が出たら「異常事態」です。東日本大震災のような甚大な被害が予想されます。人や車、家までもがいとも簡単に押し流され、標高が数十mあるような高台にまで波が到達することがあります。東日本大震災では内陸10km近くまで浸水しました。大津波警報が出たら海から遠く離れていても、可能な限り高いところに逃げてください。

 

南海トラフ巨大地震では名古屋駅や大阪駅など海から離れた地域も浸水する可能性があります。自分がいる場所が安全だとは決して思わず、必ず避難を!

重要なこと

そして必ず覚えておいてほしいのが、大津波警報、津波警報、津波注意報はあくまで予想だということです実際の津波の高さはもっと高くなる可能性があります。東日本大震災では最初の予想が3mだった岩手県に30m近い巨大津波が押し寄せました。「津波注意報だから大丈夫」「この高さだったら大丈夫」と思い込まず、最悪の事態を想定して必ず避難をお願いします!

 

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