人が死なない防災

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5段階の大雨警戒レベル「レベル5=手遅れ」あなたはどう行動すればいいのか?

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2018年7月に西日本各地を襲い死者200人以上という平成最悪の被害を出した「平成30年7月豪雨」。避難勧告や特別警報など、危険を知らせるための情報が相次いで出されましたが、必ずしも避難に結び付きませんでした。そこで2019年6月から大雨情報の伝え方が変わりました。これまでの情報を整理し、警戒レベルとして発表することで住民の避難に結びつけようというものです。それぞれのレベルの意味とその時とるべき行動を詳しく解説します。

 

レベル1「最新情報に注意」

どんな情報?

レベル1は数日後に大雨になる恐れがあるときに発表されます。2018年までは「警報級の可能性」として発表されていましたが、2019年からは「早期注意情報」に変更されました。早期注意情報が警戒レベル1に当たります。

あなたがとるべき行動

レベル1が発表されたら、いつも以上に天気予報を注意深く見るようにしましょう。この段階では日常生活に影響はありませんが、数日先に大事な予定が入っている場合は中止や延期という可能性も考える必要があります。

レベル2「避難方法を確認」

どんな情報?

レベル2は災害のおそれがあるときに発表されます。今までの大雨注意報洪水注意報にあたります。

あなたがとるべき行動

この段階でも災害が発生する可能性はあまり高くなく、日常生活への影響もほとんどありません。しかしもう少し雨が強まると災害の危険が高まります。自分の住んでいる場所にどんな危険があるかを確認するタイミングです。ハザードマップを見て家の近くの避難場所を確認しましょう。

レベル3「高齢者は避難」

どんな情報?

レベル3は重大な災害のおそれがあるときに発表されます。今までの大雨警報洪水警報がレベル3にあたります。また「避難準備・高齢者等避難開始」もレベル3に位置付けられています。

あなたがとるべき行動

レベル3になると災害が発生する可能性が高まります。避難に時間がかかる高齢者や障害者、子供などはこの段階で避難を始めないと手遅れになります。2016年の台風10号では岩手県岩泉町に「避難準備情報(現在の避難準備・高齢者等避難開始)」が発表されていたにもかかわらず、避難行動をとらずグループホームの多くの高齢者が犠牲になりました。健康な人もレベルが一つ上がったらすぐに避難できるように、防災リュックを準備するなど“避難準備”をしてください。レベル4になってから準備をすると避難が間に合わない可能性もあります。

レベル4「全員避難」

どんな情報?

レベル4は災害発生前に発表される最後の情報、いわば「最後通告」です。土砂災害警戒情報避難勧告避難指示がレベル4にあたります。土砂災害警戒情報は「過去その地域で実際に土砂災害が発生した時と同じような状況になっている」という意味の情報で、避難勧告は「対象地域のすべての人がすぐに避難」、避難指示(緊急)は「避難完了の確認・万が一避難していない人は直ちにできる限りの安全確保」という意味の情報です。

あなたがとるべき行動

あなたの身に危険が迫っています。対象地域のすべての人が直ちに避難しなければいけません。逃げないと命を落とす可能性もあります。レベル4になって時間がたってからだとさらに状況が悪化し身動きが取れなくなることも考えられます。レベル4になったら直ちに避難!

レベル5「命を守って!」

どんな情報?

レベル5は“災害発生後”に発表されます。こと時点ではすでに浸水したり土砂災害が発生したりして避難できない状況になっています。これまでの大雨特別警報(大規模災害が差し迫っているか、すでに発生している)がレベル5にあたります。また2019年から「災害発生情報」という情報も発表されます。

あなたがとるべき行動

特にありません。あなたはレベル4の段階で避難を完了しているはずです。しかし、万が一、避難をしていないのであれば、命の保証はできませんが、その場でできる最大限の「命を守る行動」をとってください。繰り返しますがレベル5で避難していない人は命を落とす可能性があります。

まとめ

5段階のレベルで発表されますが、猛烈な雨が降り続いた場合など情報が間に合わない可能性もあります。情報を待たず、身の危険を感じたら避難!行政に自分の命を任せないでください。助かるか助からないかはあなたの判断次第です。少なくともこの5段階のレベルにだけはしたがってください。レベル4で避難しない人の命の保証はできません。もし、周りにこのレベルを理解していない人がいれば、あなたが声をかけて一緒に避難をしてください。空振りでもいいんです!迷わず避難をしてください。

 

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