人が死なない防災

「伝わらなければゼロである」これから起きる災害は南海トラフ巨大地震と首都直下地震だけではありません!次に災害が起きた時、一人でも多くの命を救えるように情報を発信していきます!

人が死なない防災

いまさら聞けない 避難指示・避難勧告の違い

 

あなたはどんな情報が出たら避難しますか?

 

避難指示(緊急)

避難勧告

避難準備・高齢者避難開始

 

あなたが日常生活に周りの助けを必要としないなら「避難勧告」です。「避難指示(緊急)」を選んだ人はかなり危険です。今回はこの避難についての情報の意味と、発表されたらどうすればいいかをお伝えします。

避難指示(緊急) 避難勧告

大雨、台風、火山の噴火、地震、津波、火災……

様々な場面で「避難情報」が発表されます。1度くらいはテレビやスマートフォンなどで見たことがあるのではないでしょうか?自分のスマホに緊急メールが来てびっくりしたという方もいるかもしれませんね。

 

しかし、このような情報がでても実際に避難する人は少ないのが実情です。あなたの地域にこのような情報が出たときに必ず避難していただくために、避難情報の意味とあなたがとるべき行動を紹介します。

避難準備・高齢者等避難開始

この情報は高齢者や子供、体の不自由な人は避難を開始するよう促すものです。

 

この情報は2004年の「福島・新潟豪雨」の際、高齢者が多く犠牲になったことを教訓に作られました。当初は「避難準備情報」として、高齢者や子供、体の不自由な人に早めの避難を呼びかけてきましたが、誤解を生みやすい名前だったこともあり、なかなか浸透しませんでした。2016年の台風10号(観測史上初めて東北地方太平洋側に上陸)で避難準備情報が出ていたにもかかわらず、岩手県岩泉町のグループホームでは入居者9人全員がなくなるという惨事も起きました。その後「避難準備情報」は「避難準備・高齢者等避難開始」という名称に改められました。

 

「避難準備・高齢者等避難開始」が発表されたら1人ですぐに避難できない人は避難を始めてください。周りの人は避難所や安全な場所に連れて行ってあげるなど手を貸してあげてください。速やかに避難できる人は、危険な場所がないかこの機会に確認し、いつでも避難できるように避難の準備を“完了”しておいてください。

避難勧告

避難勧告は、災害の危険が高まっているときに速やかに避難するように促す情報です。

 

避難勧告は安全に避難できる最終段階です。この次に発表されるのは「避難指示」でこれは危険が切迫しているときに発表されます。「避難指示がでてから逃げればいい」と思っている人は命を落とす可能性があります。

 

この情報が出たら対象地域のすべての人が速やかに避難しなければなりません。過去の災害でも「避難勧告で避難していれば助かった」という人が非常に多くいました。避難勧告が出たら必ず避難をしてください。

避難指示(緊急)

避難指示は、災害の危険が著しく高まっているとき、またはすでに発生しているときに緊急に避難するように指示する情報です。

 

よく避難勧告と避難指示を混同している人がいますが、避難指示が出たときは、すでに手遅れの可能性があります!ほとんどの自治体では避難指示(緊急)の発表基準が「実際に災害が発生した時」となっていて、中には大雨特別警報が基準になっているところもあります。

 

(特別警報は大規模災害が差し迫るか、すでに発生しているときに発表される警報なので、この基準は適切ではありません。)

 

避難指示はわかりやすく言うと「念のため確認するけど、万が一まだ逃げてない人がいれば、手遅れかもしれないけど大至急安全を確保してください」という情報です。この情報を絶対に待たないでください。

 

「避難指示は災害が発生した後に出る」覚えておいてください。 

 一番重要なこと

避難の情報は必ずしも完璧なタイミングで出るとは限りません。しかし、避難準備・高齢者等避難開始や避難勧告が出るときは、災害の危険が確実に高まっています。もしあなたが「周りの様子がいつもと違う」といったように異変を感じれば情報を待つことなく避難を開始してください。空振りでもいいんです。もし空振りじゃなかったときのこと、最悪の事態を常に考えてください。

 

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